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犯罪および非行に関する講義(「犯罪心理学」)が2、3年次生対象に開講され
ています。平成18年度から、犯罪心理学の研究法(ゼミナール)が開講され、
卒業研究で犯罪、非行に関連する研究を行うことができるようになりました。
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入学時には特別の知識は求められません。
1,2年次の心理学コンピュータ実習、2,3年次の情報処理心理学実習などコン
ピュータ関連の実習授業の他、データ解析T(1年次)、データ解析U(2,3年
次)、基礎実験1(1年次)、基礎実験2(2年次)、などでも多様なコンピュータ
利用の技術が指導されますので、こつこつ授業にでていれば、自然に大きな力
がつくようなカリキュラム構成になっています。
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数学はともかく統計学は3、4年次になって自分で研究を取りまとめるようになると、どうしても避けることはできなくなります。しかし、心理学科では1年次から小人数での実習を織りまぜながら系統的に学習できるようなカリキュラムを構成していますので、大半の学生が卒業時には目を見張るような統計のチカラを身につけるようになっています。
一方、数学や統計学が得意な人は、それだけで相当のアドバンテージを持っていると言えます。数学や統計学の力を生かせる領域が心理学にはたくさんあります。
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卒業生のうち、もっとも多数を占めるのが大学院進学者です。
年ごとに変動はありますが、本学の大学院に進学する学生が3名から7名程度、外部の大学院に進学する学生が3から5名です。つまりおよそ15%から20%超もの学生が大学院に進学しています。
一般企業への就職では、広義の情報関連の業種への就職が多く、それ以外の業種(金融、運輸、製造、サービスなど)へはとくに偏りなく少人数ずつ就職しています。
公務員(国、地方)も毎年10%から15%程度合格しています。
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いろいろあります。主な職種・職場は次のようなものです。
・「心理職」ないし「福祉職」の公務員(地方、国とも)
・ 統計データを扱えること、報告書ををまとめる力が大きいことから調査会社もしくは社内のマーケッティング調査部門
・ コンピュータのスキルが身についていることから、情報処理関連の業界
・ 性格検査、適性検査など各種の検査理論と実技に通じていること、さらにはグループダイナミックス(集団力学)の知識をも有していることから、社内の人事採用部門
・ 社会心理学、知覚心理学、認知心理学、統計学などを生かしてコマーシャル・広告業界
・ 犯罪・非行の心理学と関連して、各県警、警視庁などの科学警察研究所には心理学の卒業生がいます。
・ 航空自衛隊の事故調査部門(心理的な原因の調査、知覚心理学を専攻した人)
・ 最近では、知覚心理学、認知心理学などの知識とコンピュータスキルの両方が求められるウエッブコンテンツ制作ディレクターとしての活躍
などなど多彩です。
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専修大学心理学科では「教職」「司書」「認定心理士」の資格が取得できます。また大学院では「臨床心理士」「産業カウンセラー」などの資格に対応したカリキュラムを用意しています。くわしくはこちらをごらんください。
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公務員をめざす人のためには、学内に特別な講座が開かれています。市中の「予備校」に通うよりも利便性と経済性が高く、人気があります。くわしくは「エクステンションセンター」ウェブサイト課外講座情報をごらんください。
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全学共通施設の情報科学センターには1,300台ものパソコンがありますし、心理学科のPC教室には学科生用パソコンが30台あります。その他、どの実験室に もコンピュータが設置されていますが、やはり自宅での勉強のためにパソコン はどうしても必要となるでしょう。
しかし、自宅用のものはとくに高機能の必要はありません。4年間同一のパソコンを使うことは難しいので、低学年ではどちらかと言えば安価なものもしくは中古パソコンを使うようにしたら良いようです。
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研究室は夜遅くまで開いていますので、大学まで徒歩圏内に住む場合には、かならずしも必要ではないかも知れません。そうした例外的場合を除いて、下宿・アパートでのインターネット接続は大学生として必須の環境と言えます。
インターネット環境は、心理学の勉強にも、またとくに就職活動には絶対に必要となります。
最近、通話に使用しないインターネット専用の電話回線を安価にひけるようになっていますので、そうしたことも選択肢の一つとなるでしょう。
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あります。心理学専攻では平成22年度大学院入試(修士課程)において学内選考入学試験制度が加わりました。
詳しくはこちらをご覧ください。
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多数の海外提携大学への1年以上の長期交換プログラム、半年の中期留学の他、 夏期、春期の短期プログラムなど各種の留学制度があります。詳しくは国際交流センターの留学プログラム説明をごらんください。
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こちらをごらんください。表中の「教育充実費」が他大学心理学科のいわゆる「実験実習費」に相当します。
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専修大学固有の奨学金には次のように多くの種類があります。入学後、相談窓口で相談をしてください。
- 経済援助を趣旨とするもの
- 利子補給奨学生
- 専修大学親代わり奨学生
- 家計急変奨学生
- 災害見舞奨学生
- 神山奨学生
- 私費外国人留学生奨学生
- 学術奨励趣旨とするもの
- 新入生特別奨学金
- 新入生学術奨学金
- 学術奨学金
- 自己啓発奨学生
- 指定試験奨学生
- そのほか
- 海外研修・国際交流奨励制度
- 長期交換留学生奨学生制度
- 専修大学教育ローン
なお、くわしくはこちらをごらんください。
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はい、オープンキャンパスのチャンスにぜひいらしてください。オープンキャンパスの案内は「オープンキャンパス情報」をごらんください。
心理学実験室や面接室、検査室などの施設見学ツアーがあります。
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学部生が外部公開しているホームページに「掲示板 BBS」がいくつか存在しているようです。その中の書き込みを見ると、心理学科の学生の生の声や生活が感じられるかと思います。受験生からの書き込みもあるようです。「学部生の部屋」からたどってごらんください。
また個々の研究室が開いているホームページにも「掲示板」を公開しているところがあります。それらをごらんください。
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専大心理学科のTAは、実験や実習授業において先生のアシスタントとして学生のみなさんを指導します。実験や実習の授業が始まる前から、また授業が終わっても勤務に就いていますので、データ処理やレポートの書き方など、実にこまごまと親切丁寧に教えてもらえます。また週日は、毎日少なくとも一人のTAが常駐しています。
TAのみなさんは本学大学院生や他大学大学院生なので、年齢も学部生に近く、先生よりも相談しやすいという面があるようです。
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専大心理学科の場合には、3年生になってどの先生の研究室に配属になるかということで、どのゼミナール、すなわちどの「研究法1,2」を履修するかが決まります。つまり、ゼミナール=「研究法1,2」=配属研究室の関係があります。
また卒業研究は配属先の研究室において進められますから、ゼミナール=卒業研究ということにもなります。
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はい、専修大学心理学研究室では「すべての学生の名前と顔がわかる」研究室をめざして、学部教育においても大学院教育においても、徹底した少人数教育を実践しています。
わが国において1学年70名に対して専任教員14名という少人数教育を実践する学科は、実験系と臨床系の総合的心理学科では数少なくなっています。
たとえば心理学科の実験・実習授業では5、6名のクラスが標準ですし、ゼミナールも1学年の人数は5、6名を上限にしています。2年生の必修授業である「基礎実験2」でも4、5名の小グループによる指導がなされています。
大学院においても指導教授1名が担当する院生は1学年2名までを限度にしています。